【遊戯王】増G禁止!?《マルチャミー・プルリア》で今後の遊戯王は変わるのか?

遊戯王
遊戯王

 
《マルチャミー・プルリア》 
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、 自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、 このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手が手札からモンスターを召喚・特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、 その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

新兎

新たな手札誘発。
相手の「手札から」の召喚・特殊召喚のたびに1ドローできて、エンドフェイズに一定数になるようにデッキ戻しするという効果。

新兎

うおー!
これはこれは増殖するGに代わるカード!?
これで物陰に潜むGをデッキから抜けるひゃっほー!増G禁止!!

新兎

公開されたからこんな風に騒がれてますが・・・どうなんだろうか・・・?
個人的にはすごく。。。弱いですよね、このカード。
まず大量展開で一番展開されやすい場所はエクストラデッキであり、そこに反応しないのは・・・はい。
次いで多いであろう場所が墓地からの特殊召喚なイメージ。
次にデッキで、最後に手札からって感じか。
除外はデッキに寄りすぎるから一旦、置いておこうか。

まあ、【炎王スネークアイ】ならサーチした《炎燐》、《ガルドニクス》、手札からの《キリン》あたりか。
これでも多い方かな。

新兎

と、正直、性能だけで見ると私は見るところがないカードだと思いますが、このカードの気になるところは「マルチャミー」という名称に関連した制約を盛るところ。
ここを活かせば今後の《増殖するG》との入れ替わりや、禁止にもなれるかもですね。

例えば「相手ターンに発動出来る「マルチャミー」モンスターのサーチカード」が実装されて実質6枚体制での運用が可能になればって感じか。
さらに劣化《うらら》《ヴェーラー》などなどみたいな「マルチャミー」を増やすことで(各ターンいずれか1枚しか使えないけれど)臨機応変に使い分けできるって感じですね。
まあ、これでも禁止されない限り《G》や《うらら》を使わないって話にはならないけど。
どちらにせよ「マルチャミー」は1つしか使えないし。
現実的に《G》《うらら》が禁止されない状態で採用が落ちるとしたら、環境上位デッキのすべてが「特殊召喚をしない」「デッキに触らない、あるいはセット効果」など活躍シーンがサイドデッキ要員になるくらいじゃないとおきないかなと思います。

新兎

さらに言うと現実的に今の路線で先攻ゲーを抑制しながら《増殖するG》の禁止にしたいなら必要なのは互換、代用カードではなくて、圧倒的な捲りカードだと思います。
例えば、相手の盤面に「何枚か以上のカードがあるなら、すべて破壊。これにはチェーンできない」とかそういった感じのリセットボタン。現代で言うと《拮抗勝負》みたいなの。
キモとなるのは相手の盤面や手札などの枚数を参照することで、先攻側もどこまでなら展開していいか?と考えてプレイすることになりますよね?という感じ。《ニビル》みたいな感じですね。
こういう先攻・後攻の優位性の逆転がすさまじいカードが多くあるなら《増殖するG》の禁止もありだと思います。

まあ、全部妄想なので、この考えには意味はないのですけどね。
さらに言うと、後攻で強いカードが出すぎると、それはそれで後攻ゲーになりすぎるのも問題ですよね。

新兎

とりあえず今後の「マルチャミー」に期待ってことで。