【遊戯王】カード効果を使う。「発動」と「効果」とは?【マスターデュエルを始める君へ(3)】

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新兎

モンスターの効果の種類を解説したので、次はカード(カード効果)の「発動」と「効果」についてです。
この言い方だと意味不明だと思うので、今回もざっくり説明しますね。

「発動」と「効果」とは?「カードの効果」は「発動」し「効果」を行う事。

新兎

まず、この《グリーン・ガジェット》の効果①を見てください。
「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。「レッドガジェット」を1体をデッキから手札に加える」とあります。

新兎

あ、召喚した時に発動する効果だから「誘発効果」だ!!

新兎

正解。
今回はこの効果テキストについての深堀です。

まず、私が《グリーン・ガジェット》を召喚または特殊召喚しました。
条件を満たしたので「《グリーンガジェット》の効果①を発動します」と宣言します。

新兎

こちらはなにもないですどうぞ!

新兎

と相手が、その発動宣言に何もしないのを宣言します。
なので「効果」により《レッドガジェット》をデッキから手札に加えます。

これ「カード(カード効果)の「発動」と「効果」」です。

新兎

は?
もっと、わかりやすく言って?

新兎

今からお前を殴る。
良いですか?

新兎

え!?

新兎

何もないようなので、殴ります(パンチ)

新兎

てな感じで1つの効果を使う場合、「発動」し「効果」の適応をするのです。
「召喚に成功したのでサーチします」とせずに「宣言し、確認をしたのちに、サーチを行う」というのが遊戯王のルールです。

新兎

判断が遅い!って先に手を出しちゃダメなの?

新兎

ダメ。

新兎

それを踏まえたうえで《スキルドレイン》があるとします。
《スキルドレイン》はざっくり「俺がいる限りフィールドのモンスターの効果は無効化されるぜ」って書いてあります。
そして、私は《グリーンガジェット》を召喚します。
そして、効果を発動。

新兎

は?スキドレありますよ??

新兎

知ってます。
でも発動します。なにかありますか?

新兎

な、ないです。

新兎

では《グリーンガジェット》の効果処理・・・
ですが《スキルドレイン》で効果は無効化されているのでサーチは行えません。

新兎

???

新兎

《スキルドレイン》が適応されていると「効果は無効化」されますが、「効果の発動」はできるという話です。
なので、「なんらかの効果が発動した時~」という効果もその発動に対して使えたりもします。
「発動」と「効果」は別。それを覚えておいてほしいのです。

新兎

これは悪名高いカードで、紙のほうの遊戯王では禁止カードです。
その効果はを呼んでみると「相手モンスターは効果を発動できない」とあります。
さっき説明した通り、「カード効果」は「発動」し、「効果」を行うのでその「発動すらできない」という最上級の封殺効果となります。
余談的な事ではありますがステップアップするには必要な情報なので覚えておいてください。

新兎

「カードの効果」を使う=「発動」し、「効果を行う」!
「発動」と「効果」は別!

発動コストについて

新兎

と、まあ、「発動」と「効果」が別であるとしつこく説明した理由はここからです。
まずはこのカードを見てください。

新兎

《召喚僧サモン・プリースト》
その効果3を読んでね?
読んだ?

ざっくり書くと手札の魔法1枚捨てて、仲間を呼ぶぞ!って書いてある。
けど・・・

新兎

手札の魔法カードを1枚捨てて《サモンプリースト》の効果3を発動します。いいですか?

新兎

OK

新兎

レベル4の仲間を呼ぶぜー

新兎

と、言う流れです。
そう、「発動」と「効果」は別なので、今回の場合手札を捨てるのは「発動」の時です。

新兎

で、この《烙印開幕》というマスターデュエルから始める君からすると少し未来のカード・・・
効果は手札を1枚捨てる。その後特定カードをサーチか特殊召喚とあります。
なにが違うかわかりますか?

新兎

発動条件が書いてないぞ!?

新兎

そういうことです。
魔法とモンスター効果なのでややアレですが、コストなら「手札を1枚捨てて発動できる」って書かれるので気にしないしない。

話を戻して、《烙印開幕》の手札を捨てるのは「効果」です。
単体かつ、枚数だけで見ると「1枚の手札を捨てて、1体の特殊召喚」と結果は同じなのですが、これには大きな差があります。

新兎

例えば《コズミックブレイザードラゴン》の効果で《サモンプリースト》と《烙印開幕》の効果を無効にして破壊したとします。
するとどうなるか・・・?
なんと《サモンプリースト》のほうは手札が1枚減ってしまうのです。
「発動コスト(~して発動する)」は文字通り「このカードの発動する権利に必要なコスト」なので「発動」するときには払ってしまっているのです。
それに対して「効果」は無効にされているので手札を捨てる必要がないのだ。都合がいいテキストだー

新兎

なので、手札コストを要求するサーチカードである《オノマト連携》などに《灰流うらら》を発動されるのは致命的です。
カードゲームは手札の数が生命線。
自分は2枚使って行動しようとしたのに相手は1枚でそれを止めたのですから優劣は明らかですよね?
まだこの話をするのは早いのですが、たぶん一番遭遇しやすい事柄なのでざくっと話しました・・・

ウサギの一言

新兎

と、言う感じで「カードを使う」とは「発動」し、「効果を行う」話でした。
今回の話は後々の「チェーン」に関わってくるのでざっくり覚えておきましょー
そうすれば、いざ実戦で遭遇したら「ああ、こういうことか~」と理解しやすいはず!