前回の続きです。
今回もざっくり解説しますね。
案内板だよ!
モンスター効果の見方!
初手、親の顔より見ることになる金ぴかやめろよ!!
モンスター効果について解説する前に、「効果テキスト欄」の見方を教えますね。
パッと見るとなんか「番号がついてないテキスト」と「番号がついてるテキスト」がありますよね?
まず、これですが「番号がついてないテキスト」は「効果外テキスト」と非公式に呼ばれているテキストです。
ざっくり言うと「このカード専用のルール」です。
大体は、このカードの効果は何回使える~とか、このカードはこういう方法で出せます~みたいなことが書かれてます。
《スキルドレイン》というざっくり言うと「モンスター効果を無効化する」カードがあるんですが、この「効果外テキスト」は無効化されません。
無効化されるのは「番号のついてるテキスト」になります。
《エルドリッチ》と《スキルドレイン》の組み合わせとか罠やんけ!!
この意味が分かる人は初心者ではないです(詳しくはそのうちね)
昔のカードは番号が振られてなかったり、今のテキストに対してざっくりした書かれ方をしてるものがあるので、わかりにくいものが多いです。
なので、使うカード選びはこの番号がついてる8期最終版以降のものを基準にするといいと思います。はい。
モンスター効果の種類について
いくつかあるのでざっくり覚えて、あとは経験でものにしましょう。
ゲームなんてものは実際に遊んでみるのが一番覚えるのが速いのだ。
誘発効果とは
まずはこのカードの効果番号1を見てください。
「このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる」と書いてありますよね?
これが「誘発効果」です。
ざっくり言うと「特定の何かをしたら使える効果」って感じ。
他にも「墓地に送られた場合に発動できる」とか「なんた召喚の素材として墓地に送られた場合~」などなどのバリエーションがあります。
最近のテキストは「~した場合~」と書かれていることが多いのですが、「~した時、~」というテキストもあります。
これは「タイミングを逃す」という意味不明なルールに関わってくるので極めて重要だけど、今回はお話しないです。
まずは基本を学ぼう。
「時」と「場合」なら「場合の方が強い効果」程度に思っておけばいいです。
余計なことを言わなくていいの。
強制効果とは
「強制効果」とは文字通り、「条件を満たしたら絶対に行わなければならない効果」です。
テキストとしては「~した場合(時)に発動する。」と書かれてます。「する。」です。
そんなに多くはないですが、割と重要。
この《ハイパー・ライブラリアン》の場合は強制ドローなのでごくたまーにデッキが切れて負けてしまう・・・ということもなくもないです。
起動効果とは?
「起動効果」は「この効果を使います」的なノリで使う効果です。
画像の《青眼の亜白龍》の効果番号2の「1ターンに1度、相手フィールドに存在する~」というテキストが「起動効果」です。
「誘発効果」は特定の条件を満たしたときに使う効果に対して、好きな時に使える効果です。
遊戯王でその説明はマズい気がするけど、そんな感じだね。
「起動効果」と一口に言っても色々あって、《ドシン@イグニスター》なんかは1枚のカードで2つの「起動効果」を持ってます。
1つは「手札で発動できる起動効果」
2つ目は「モンスターゾーンで発動できる起動効果」です。
謎の呪文で申し訳ないですが「スペルスピード1」です。
誘発即時効果
「誘発即時効果」とは「相手ターンに使える効果」のことです。
画像の《オグドアビス》のような「相手ターンでも発動できる」とか《灰流うらら》みたいに特定の行動に「チェーンして発動」できる効果のことです。
俺はこのカードを発動!!
なに!?
だが、甘いゾ遊戯!!
そのカードに対して、このカードを発動する!!
こんな感じの「これ使います、これに対して何か使いますか?」というのがチェーン確認。
「じゃあ、それに対して、これを使います」って言うのが「チェーン」です。
この辺りも今度詳しくざっくりお話します。
「召喚しました、なにかありますか?」
「バトルフェイズ入ります、何かありますか?」
「エンドフェイズです、何かありますか?」
みたいに何らかのとっかかり、《オグドアビス》みたいにそれらに対して発動できる効果が「誘発即時効果」です。
永続効果とは?
「永続効果」は「条件を満たす限りずーと適用される効果」です。
画像の《Bloo-D》の効果1が「永続効果」で、ざっくりと「コイツが場にいる限り、お前の場のモンスターの効果は無効だぜ」って書いてあります。
適用する条件が「このカードがモンスターゾーンに存在する限り、~」なので、例えば破壊されて墓地に送られたり、裏側表示にされた場合には適用されなくなります。
この永続効果には「発動」という概念がなく、場に出た時から条件を満たす限り適応されます。
領域展開をずーとできるとかやべーなぁ
ウサギの一言
まあ、これらの効果の種類の名称はぶっちゃけ覚えなくても問題ないです。
ただカードの話をするときに覚えておくと意思疎通に便利。
今のカードはちゃんと「いつ発動できるか」とかをちゃんと書いてあることが多いのでカードのテキストに従って使えば問題ないです。
次回は魔法カードについて解説!
と、言いたいところですが、先に「効果の発動と効果処理」についてです。