難しく考えないのがコツだと思ってます。
案内板だよ!
「タイミングを逃す」ってどういうことだよぉ!!
とりあえず例題ね。
《ハーピィの羽根箒》が発動されたから、チェーンして《戦線復帰》、《エアーマン》を対象に発動するゾ。
②:チェーンして《戦線復帰》を発動。対象は《エアーマン》
③:《戦線復帰》の効果処理、《エアーマン》を特殊召喚。
④:《羽根箒》の効果処理、魔法・罠をすべて破壊する。
くふふ~
エアーマンの特殊召喚に成功したからサーチするゾ!!
で、できないよ・・・?
ふぁ!?
て、いう現象のことです。
②:チェーンして《戦線復帰》を発動。対象は《エアーマン》
③:《戦線復帰》の効果処理、《エアーマン》を特殊召喚。
④:《羽根箒》の効果処理、魔法・罠をすべて破壊する。
と、いうのも《エアーマン》が特殊召喚されたのは③
そして、効果を発動できるのは④だからなのだ。
だけど、④には《羽根箒》の処理があるから発動の「タイミングを逃す」のだ。
「タイミングを逃す」パターンは3つ
①チェーン2以降での発動条件を満たした
これはさっきのやつです。
①:《戦線復帰》を発動、対象は《エアーマン》
②:《戦線復帰》の効果処理、《エアーマン》を特殊召喚。
③:《エアーマン》の効果発動。
④:《エアーマン》の効果処理。
●タイミングを逃す状況。
①:《羽根箒》発動。
②:チェーンして《戦線復帰》を発動。対象は《エアーマン》
③:《戦線復帰》の効果処理、《エアーマン》を特殊召喚。
④:《羽根箒》の効果処理、魔法・罠をすべて破壊する。
⑤:タイミングを逃したので《エアーマン》、ただ突っ立てるだけ・・・!
ま、こんな感じ。
②:「一連の効果」の効果が挟まってしまった
「一連の効果」って非公式用語で呼ばれているものに巻き込まれるパターンです。
最もメジャーなのは《ゴブリンド・バーグ》で、このカードの効果で《エアーマン》を特殊召喚したら・・・
②:《ゴブリンド・バーグ》の効果処理。
《エアーマン》を特殊召喚。自身を守備表示にする。
③:《エアーマン》の効果を発動・・・できない!
はい、こんな感じ。
この効果を発動した場合、このカードは守備表示になる。
問題になるテキストは赤字の守備表示にする処理。
1つの効果だけど、複数の処理があって、守備表示にする処理が挟まるせいでタイミングを逃しちゃうのだ。
ちなみに、《ブリキンギョ》で特殊召喚した場合はタイミングを逃さないゾ。
③:コストやリリース、特殊召喚の素材となり墓地へ送られた事で発動条件を満たした
よく例題に出るのは《ギルファー・デーモン》
墓地に送られた時に発動できる効果だけど・・・
コストとして墓地に送られて発動できない。
アドバンス?シンクロ?融合?
だめ、だーめ。
ぜーんぶタイミングを逃すゾ
「墓地に送られた時」に発動する効果って結構発動が難しいのだ。
「時」と「場合」と「強制効果」
と、ここまで、タイミングを逃す例題を話したんだけど、同じ状況でもタイミングを逃すカードと逃さないカードがあるのだ。
ええええええ!?
そんなばかな話があるのぉ!?
はい、あります。
でも、見分けるのは簡単だゾ。
②~した場合、発動できる。
③~した時、発動する。
ざっくりこんな感じ。
①は「~した時」に使える任意効果。
②は「~した場合」に使える任意効果。
③は強制効果。
この中で「タイミングを逃す」のは①だけなのだ。
だから、エアーマンじゃなくてチェイムだったら発動するし、ギルファーデーモンじゃなくてオライオンだったらトークンを特殊召喚できるのだ。
え?
「時」と「場合」って一緒じゃないのか?
なんで差があるんだって?
知らん!
公式がそういうんだから「時の任意効果」は弱い。
「場合の任意効果は強い」って覚えるといいゾ
そーいうものなんだって思うのが大切なのだ!
ちなみに「時に発動できる」で「タイミングを逃す」のはモンスター効以外も一緒で、ゴブリンドバーグの効果で特殊召喚したモンスターに対して奈落の落とし穴を発動できないのだ。
ウサギの一言
9期あたりからは大体、「場合」の任意効果ばっかりになったから気にすることはかなり減ったけど、「竜星」とか、昨日公開された《揺海魚デッドリーフ》みたいに、あえてそうしたと思われるカードがあったりするから注意が必要だゾ
この「タイミングを逃す」って結構面白いから暇なときに読んでみるといいゾ
この記事を足掛かりに「思ったよりはわかりやすいな」って思ってもらえたら幸いです。
ウサギの二言目
ルール改定でそもそも効果が発動しなくなるから、「サイクロンリビデエアーマン」も変えないとね。
時代だぁ