暫定的ルール変更を執り行う・・・
通常魔法
(1)：このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分ドローフェイズの通常のドローは２枚になる。
●自分は通常召喚を１ターンに２回まで行う事ができる。
(2)：墓地のこのカードを除外し、手札から「時を裂く魔瞳」１枚を捨てて発動できる。
このターン、自分がモンスターの召喚に成功した時には、相手はモンスターの効果を発動できない。
と、いうわけで発動すると手札のモンスター効果が発動できなくなる代わりにドローと通常召喚権が2倍になる通常魔法。
性質上、罠ビート系統のデッキとの相性がすっごくいいですね。
欠点は発動した時点では手札損失１枚。
２枚ドロー１回でトントン、２回目以降でお得になっていくという感じで手札損失を取り戻すのがやや遅い点か。
罠ビートにおける罠カードは１枚＝１妨害以上の効果を持っていることが多いので、その１枚がどう響くか・・・
まあ、瞬間的には《二重召喚》と割り切れば問題ないわけですが。
手札で発動する効果といえばやはり「手札誘発」たち。
採用がメジャーなので、結構影響は大きそう。
ただ、罠ビートだとすでに採用していなかったりするので意外と影響はないか・・・？
また、罠ビートとは相性がいいと言っているけど「ラビュリンス」みたいに手札で発動するカードが主軸になるデッキはややかみ合いが悪いか？
まあ、「ラビュリンス」レベルになるとこのカードが必要か（現状では）そもそも怪しいけれども。
採用するなら「真竜」や「ふわんだりぃず」みたいなデッキか。
「ふわんだりぃず」なら効果２の召喚時の妨害不可効果や２回召喚もおいしくいただけますし。
手札から発動できないのはモンスターだけなので《無限泡影》や《拮抗勝負》は問題なし。
また、モンスターでも《パンクラトプス》や《青眼の亜白龍》、「スケアクロー」みたいな「効果を発動せずに特殊召喚」する系のモンスターも問題なし。
この辺りは「～して発動できる。～」みたいな風に書かれてなければ問題ないです。
昔々のカードだとテキストが怪しかったりするけど、最近のは概ね問題ないですね。
と、こんな感じで使えるデッキはやや選ぶものの、ドローと召喚権が増えるのは魅力的。
記事内でも繰り返したように罠ビート系統の構築（テーマにもよるが）なら活躍ができそうです。
召喚権が増えてるから「相手が先攻の際に使う手札誘発」を採用してもこのカードの効果適用後は召喚してシンクロやリンク素材にしちゃえばいいと思います。
わりとそれくらいに召喚権の追加がついてきてるのが偉い！！
後攻でこのカード自体が通るかは知らんがね！！
こういう割り切りがあるなら手札誘発も採用できちゃいますね。
記事内でも触れたけど発動しない特殊召喚効果なら使えますし「スプライト」なら《増殖するG》は起点にもなりつつ、このカードを引き込むドローソースでもあるわけで・・・
